京都で着物をレンタル
京都の着物レンタルはウィッグも利用できる
京都を観光すると風情溢れる街並みが魅力的で、その街並みに溶け込む服装をしたくなります。
寺社をただ単に回るだけではなく、京都の文化に深く触れるためには着物をレンタルすることが
お勧めです。
京都にはたくさんの着物のレンタル店があります。
おしゃれな柄の着物を選んで、着付けを行ってくれます。
普段あまり着ない方は特に気分が変わって、素敵な観光の思い出となります。
そしてレンタル店はウィッグが利用できるところもあります。
より本格的にトータルで仕上げてもらうことができて、観光を楽しむ手助けをしてくれます。
舞妓さんのようにメイクとヘアースタイルにしてくれるところもあるので、魅力的な文化に
どっぷりと浸ることができます。
舞妓さんのメイクとヘアスタイルをして、舞妓さんのような着物を着て写真を撮るスタジオなんかも
ありますし、それで街を歩くプランもあります。
観光客の方にこのプランは大変人気で、時には外国人が試しておられることもあります。
こういったプランも、とにかく手ぶらで行ってすべて用意してもらえるので、旅行中でも大変気軽に
気分を味わうことができます。
せっかくの京都観光だったら、なかなか普段着物を着る機会もないので新鮮でしょうし、京都らしい
感覚を味わえるので是非お勧めです。
実際に祇園界隈でお昼に見かける舞妓さんは、着付け体験の観光客が多いです。
道行く人に写真を撮られるなんて経験、なかなかないのではないでしょうか。
観光客が観光客を撮影する。ちょっと面白い光景でもあります。
着物が誕生したのはいつ?実用性に優れ人々に広まった
現在のような形の着物が生まれたのは、平安時代(794-1192)ごろのことです。
当時の着物は「直線裁ち」で作られています。布地を直線に裁って縫い合わせる方法です。
着物はそれ以前の衣服とは大きく変わり、着る人の体の線が見えません。また簡単にたため、
気温に合わせて重ね着ができるという特徴もあります。さらに、季節に合わせて素材を変えることも
可能です。こうした実用性に優れた特徴から、着物は人々の中に定着していったのです。
着物はこの国の文化にも影響を与えます。人々は色を組み合わせて着物を重ね着したり、階級や季節で
着物の色を変えたりするようになりました。その後の時代には、着物で個性を競い合うようにもなります。
すなわち日本人の美意識は、着物とともに発達したのです。着物が生まれなければ、現在の様々な文化は
誕生していないと言っても過言ではないでしょう。
しかしそれから時は流れ、明治時代(1868-1912)には西洋の文化が国内へ広まります。
日本人の服装にも洋服が浸透しはじめ、普段着だった着物は「特別な日に着るもの」へと次第に
変わっていきます。現在ではあらたまった席や冠婚葬祭のみで着ると言う人がほとんどです。